「NISAを始めたいけど、毎月いくら積み立てればいいの?」――結論から言うと、月1,000円からで大丈夫です。
FP2級元自衛官ノフクです。
大事なのは金額ではなく、「早く始めて投資の値動きに慣れること」。
この記事では、無理のない積立額の決め方と積立を増やしていくタイミングをお伝えします。
この記事は、「副業できない人の資産形成の3つの柱」の柱②『資産を育てる』にあたる記事です。
結論:金額より「早く始めて慣れること」が大事
積立投資の武器は複利、つまり時間を味方につけることです。
月3万円を10年より、月1万円を30年のほうが大きく育つことも珍しくありません。
しかし、投資信託や株式への投資は、貯金と違って元の金額より下がること(元本割れ)があります。
投資初心者の中には、その値動きに耐えきれずに投資を辞めてしまう人も多くいます。
そこで、少額で始めて評価額が上下するのを体験して、投資に慣れることが大事になってきます。
暴落が来たときにパニックになるような金額を投資に回すのはNGです。

少額で始める最大のメリットは「値動きに慣れる練習」ができること。
月1,000円の積立なら、暴落が来ても生活は破綻しませんよね。
慣れてきたら少しずつ増やしてみましょう。
リスク許容度は人それぞれ、誰かと比べる必要はありません。
NISAの枠はこうなっている
| 枠 | 年間上限 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| つみたて投資枠 | 120万円 | 毎月の自動積立(まずはここだけでOK) |
| 成長投資枠 | 240万円 | 余裕ができてからで十分 |
一人あたりの非課税枠は二つの枠合わせて1,800万円(成長投資枠は最大1,200万円まで)。
1年間あたりの上限が360万円なので、1,800万円の枠を最短で埋めるなら5年間で埋められるという計算になりますが、5年間で1,800万円を投資に回せる人なんてそうはいません。
「枠が余ってる=損」ということではありません、自分のペースで積み立てていきましょう。
(基準時点:2026年8月時点の制度)
積立額の決め方3ステップ
ステップ1:生活防衛資金を確認する
投資の前に、生活を守るための資金「生活防衛資金」があるかを確認します。
目安は生活費の3〜6ヶ月分ですが、失業手当がない公務員なら半年分は準備しておきましょう。
まだ足りない人は、先に現金を貯めていきましょう。

ステップ2:「なくても生活が変わらない額」から始める
迷ったら1,000円や5,000円で始めて、数ヶ月〜1年くらい続けてから増額を考えればOKです。
値動きがあることくらい分かってる!と思っていても、実際に元本割れになると平常心ではいられないものです。
自分のリスク許容度を超えて投資していると、「どれくらい下がっているのか、いつになったら回復するのか」、といったことが気になって眠れなかったり、生活にも支障が出てしまいます。
まずは少額から始めるのが鉄則です。
ステップ3:昇給・固定費削減のタイミングで増額する
積立額を増やすベストタイミングは、使えるお金が増えた時です。
昇給分や固定費の見直しで浮いた分を積立に上乗せすると、生活を変えずに投資額を増やしていけます。
投資をするうえで大事なのは今と未来のバランスをとること、「投資にお金を回しすぎて今の生活が苦しい」とならないようにしていきましょう。

私も最初は少額からでした。
積立金額を増やしたのは、固定費を見直して「使えるお金」を作ってからです。
しかし、昇給や固定費見直しで浮いた分をすべて投資に回さないといけないわけではありません。
今の生活を楽しむためにも、投資と消費・浪費のバランスを考えて人生を充実させていきましょう。

注意点
- 投資は元本保証ではありません。短期的に減る時期は必ず来ます。だからこそ少額から慣れていくのが大事
- 売買を繰り返さない。積立の設定をしたら、あとは見ない・触らないが基本
- 公務員も投資は問題なくできます。根拠は「公務員がNISAをやってもいいの?」で条文つきで解説しています

まとめ
- NISAは月1,000円から始めていい
- 金額より「早く始めて慣れる」。増額は昇給・固定費削減のタイミングで
- 生活防衛資金の確保を忘れずに
私が貯金ゼロから1,000万円を作った道のりは、プロフィールにも書いています。


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