「気づいたら保険料が月3万円を超えていた」――自衛官には本当によくある話です。
結論から言うと、自衛官はすでに手厚い保障を持っているので、民間保険は最小限で足ります。
FP2級元自衛官ノフクです。
私自身、勧誘されるがまま入った保険で資産形成するうえでの遠回りをした経験があります。
この記事では、団体保険と共済組合保険を土台にした、自衛官向けの保険見直しをお伝えします。
自衛官以外の公務員や会社員でも、団体保険や共済組合保険がある場合は共通するところがあるので参考にしてください。
この記事は、「副業できない人の資産形成の3つの柱」の柱①『家計を整える』にあたる記事です。
前提:自衛官は「すでに何重にも守られている」
| 心配ごと | すでにある保障 |
|---|---|
| 病気・ケガの医療費 | 高額療養費制度+共済組合の給付 |
| 働けない期間の収入 | 公務の休暇制度+共済の傷病手当金 |
| 万一のとき | 遺族年金+退職手当 |
| できるだけ割安で備えたい | 団体保険 |
この土台を知らずに民間保険を重ねると、同じ保障に二重三重でお金を払うことになります。
特に独身の隊員なら、そもそも大きな死亡保障は必要ないことがほとんどです。

私は若い頃に月数万円のドル建て保険に入っていましたが、保障額は掛金に見合わないもので、後から考えると必要のない保険でした。
「保険は保険、投資は投資」で分けて考えて、必要な保険だけ入って自分で投資をした方が良い結果に繋がりました。
なぜ自衛官は保険に入りすぎるのか
「自衛官はお金が貯まる?」でも書いたとおり、駐屯地には保険の営業さんが日常的に来ます。
顔見知りになった営業さんから「みんな入ってますよ」と言われると断りにくい。
さらに、若いうちはお金の知識を学ぶ機会が少なく、比較せずに契約しがちです。
入りすぎは性格の問題ではなく、環境の問題なのです。
見直し3ステップ
ステップ1:入っている保険を全部書き出す
保険の証券を集めて「何に・いくら払って・何が出るのか」を一覧にします。
このとき、団体保険や共済組合保険の保障内容が分かる資料も用意しておきましょう。
ステップ2:土台とかぶっている民間保険を特定する
死亡保障・医療保障が団体保険や公的保障と重なっていないかを確認します。
「同じ心配ごとに対して2つ以上の保険に入っている」が重複の一つの目安です。
重複している部分が見つかったら、それぞれを合計し保障がどれくらいになるかを計算しましょう。
ここが見直し候補です。
ステップ3:足りない分だけ残して整理する
必要額に足りない分だけ掛け捨て保険を残す。
掛け捨てを残す理由は、貯蓄性の高い保険は保険会社が利益を出すために掛け金が割高になっている場合が多いからです。
見直しを機に「保険は保険、投資は投資」で分けると管理もシンプルになります。
しかし、そもそも保障がどれだけ必要なのか分からないという人も多いと思います。
そんな人におすすめしたいのがライフプラン表の作成です。
ライフプラン表とは将来の家計や資産をシミュレーションした資料で、この先どれくらいお金が必要か考える手助けをしてくれます。

注意点
- 勧誘を受けてもその場で契約を決めない。焦って決めずによく考えて(信頼できる人に相談するのもありです)
- 保険全解約もNG。必要な保障は残しましょう、万が一に備えるのが保険です
- 貯蓄型保険を貯金代わりにしない。貯金・投資と保険は分けた方が管理がシンプル

「みんな入ってるから」は保険が必要な理由にはなりません…。
あなたの家族構成や将来の予定などによって必要な保険は違います。
ライフプラン表を作って、それを基に決めましょう。
まとめ
- 自衛官は公的保障+共済+団体保険で、すでに守られている
- 見直しは「全部書き出す→重複を特定→足りない分だけ残す」の3ステップ
- 浮いた保険料は貯金と投資へ。月数万円変わることもある
私が貯金ゼロから1,000万円を作った道のりは、プロフィールにも書いています。


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