「家計の見直し」と聞くと、生活費を切り詰めて毎日我慢しながら節約する大変なものというイメージがありませんか?
実は、とても効果が大きくて簡単にできることがあります。それは「固定費の見直し」です。
FP2級元自衛官ノフクです。
副業ができない人の資産形成、その最初の一歩におすすめな固定費見直しのやり方のうち、取り掛かりやすくて効果が大きいものを5つ解説します。
この記事は、「副業できない人の資産形成の3つの柱」のうち、柱①『家計を整える』にあたる記事です。
なぜ「固定費」から手をつけるのか
食費や日用品などの「変動費」を毎日削るのは、しんどくて長続きさせるのが難しいです。
しかも、がんばった分だけ生活の満足度も下がります。
一方、通信費や保険などの「固定費」は、一度見直して手続きすれば、翌月からずっと効果が続きます。我慢もいりません。
たとえば固定費を月5,000円下げられれば、年間6万円のお金が浮きます。
しかもこれは、副業で稼いだお金と違って税金や社会保険料が引かれることもありません。
「税金のかからない収入アップ」、いわば“税金ゼロの昇給”です。

一度やれば、あとは”ほったらかしで節約”。
これが固定費削減の一番のメリットです。
見直すべき固定費【取り掛かりやすくて効果が大きいもの5つ】
通信費(スマホ・光回線)
まず手をつけたいのが通信費です。
スマホは大手キャリアを使っている場合、格安プランや格安SIMに乗り換えるだけで月に数千円下がることも珍しくありません。
自宅に光回線を引いている人も多いと思いますので、そちらも合わせて見直しましょう。
手続きは一度きりで効果はずっと続くので、コスパは固定費削減のなかでもトップクラスです。
どの会社のどのプランが自分に合うかは使うデータ量や家族構成で変わるので、まずは見直しのやり方を知りましょう。


保険
スマホ代と同じく、効果が出やすいのが保険です。
保険の見直しをする時は、公務員・会社員の強い味方が登場します。それは共済組合や団体保険です。
これらは民間の保険より割安なことが多く、これがあることを知らずに民間保険を重ねて入っていると、保障が二重・三重になっていることがあります。
私自身、保険会社の営業さんに言われるがまま加入していた不要な保険を解約し、共済と団体保険を土台にして必要な保険のみに絞ったら、毎月の保険料を3万円以上抑えることができました。
なんとなく勧められるまま入るのではなく、“すでにある保障”を確認してから足りない分だけ補うのが基本です。

まず「共済や団体保険でどれだけの保障があるか」を確認。
それから民間保険の重複を外すだけで、毎月の保険料はぐっと軽くなります。

サブスク・アプリ課金
今日すぐできるのがサブスクの見直しです。
動画・音楽・アプリの月額課金など、「入ったまま使っていないものや使用頻度の低いもの」はありませんか?
スマホのサブスクリプション一覧を開いて、1か月使っていないものを解約する。
それだけで、金額は小さくても確実な”最初の一歩”を始められます。
新たにサブスクを契約する時には、見直しをするというルールを決めるのもいいかもしれませんね。
水道光熱費
電気・ガスは自由化され、契約プランや会社を選べるようになりました。
使い方を変えなくてもプランを見直すだけで下がることがあります。
効果は通信費や保険ほど大きくないことが多いので、上の3つが終わってからで十分です。
住居費・車
金額のインパクトが最も大きいのが、家賃・住宅ローン・車です。
家賃の交渉、住宅ローンの借り換え、車の保有コスト(駐車場・保険・車検)の見直しは、うまくいけば削減効果は絶大です。
ただし、その分だけ判断が難しく、手数料や条件を間違えると逆効果になることもあります。

影響が大きい分、あわてず慎重に。
特に住宅ローンの借り換えは、手数料や残りの返済期間をよく確認してから動きましょう。
挫折しない進め方
ここまで読んで「全部やらなきゃ」と思う必要はありません。
むしろ一度に全部やろうとすると挫折します。
おすすめは、①今の固定費を書き出す、②簡単にできそうなところからまず1つだけ手をつける、という進め方。
最初は手軽な「サブスク」か「通信費」から始めると、成功体験ができて続けやすくなります。
浮いたお金は「増やす」の原資に
固定費を見直して浮いたお金は、「資産を育てる(投資)」の原資に回すのがおすすめです。
月数千円でも、コツコツ積み立てていけば長い時間をかけることで大きく育ちます。
ただし、当面の生活資金(生活防衛資金)が確保できていない人や借金のある人はそちらを優先しましょう。
公務員がNISA・iDeCoなどの”投資で増やす”ことが大丈夫なのかという疑問については、下の記事を読んでみてください。


まとめ:今日の一歩
- 固定費の見直しは、我慢のいらない“税金ゼロの昇給”
- 取り掛かりやすくて効果が大きいのは「通信費、保険、サブスク、水道光熱、住居・車」
- 一度に全部やらない。まず1つだけ
最初の一歩は、スマホの契約を比べてみることでも、使っていないサブスクを1つ解約することでもOKです。
小さく始めて、浮いたお金を”増やす”につなげていきましょう。
私が貯金ゼロから1,000万円を作った道のりは、プロフィールにも書いていますのでよかったら見てみてください。


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